日本の企業名由来一覧(ゲーム会社)

生活・自然科学系
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ナムコ

1955年中村雅哉氏が設立した「中村製作所」が起源です。

英語表記「Nakamura Amusement Manufacturing Company」の頭文字を合わせています。

当初はデパートの屋上などにある乗り物などを作る会社でした。

2006年、バンダイのゲーム事業部と合併。

「バンダイ・ナムコゲームス」となりますが、アミューズメント施設などに納入する製品をつくる「ナムコ」は今も存続しています。

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バンダイナムコエンターテインメント

コナミ

1969年大阪豊中で創業。

1973年法人化されています。

名前の由来は創業者の上月景正(Kouzuki)、仲真良信(Nakama)、宮迫龍雄(Miyasako)の三名の頭文字を取ったものとされています。

当初はジュークボックスのレンタルや修理を請け負う会社だったとか。

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コナミデジタルエンタテインメント

ハドソン

1973年工藤裕司氏が弟とともに起こした会社が起源です。

当初は通信機器の販売などを行っていました。

社名の由来は社長が好きだった蒸気機関車の愛称「ハドソン」です。

提携していた銀行が破綻したことにより、現在はコナミの傘下となり、ブランド名も消滅しています。

エニックス

1975年福嶋康博氏が「営団社募集サービスセンター」を創業。

その後、1982年に子会社としてエニックスが設立されます。

エニックスの社名由来は世界初の汎用コンピュータ「ENIAC」と不死鳥を意味する「PHOENIX」を合わせた造語です。

ゲームコンテストを行い新しい才能を見つけることに長けたメーカーです。

エニックス自体はプロデューサーであり、実際のゲーム開発は委託された会社(例:チュンソフト、レベルファイブなど)が行うのが特徴です。

後に映画事業で負債を抱えたスクウェアと合併し、スクウェア・エニックスとなります。

コーエー

1980年創業者の襟川陽一氏が元々染料や工業薬品の問屋だった会社を業種変更させたのが始まりです。

「光り栄える会社に」という意味を込めて、当初は「光栄」を社名にしていました。

「川中島の合戦」が第一作ですが、これが染料の販売より、良い売上を示したとのこと。

1998年に社名を「コーエー」に変更。

2010年にテクモ社を吸収合併し、「コーエー・テクモゲームス」となります。

カプコン

1979年、辻本憲三氏がIRMという会社を設立。

当初は経営がうまくいかず、タイトーの創業者から資金援助を受けIRMの子会社としてカプコンを設立。

カプコンの名前は「カプセル・コンピュータ」の略です。

なお、辻本憲三氏は「スペランカー」などで知られるアイレムとも関わりがあります。

タイトー

1950年ユダヤ系ウクライナ人、ミハイル・コーガンという人物が個人輸入会社「太東洋行」を設立。

社名は「極東の猶太(ユダヤ人)の会社」を意味しています。

ピンボール、クレーンゲーム、ブロックくずし、スペースインベーダーなどヒットを連発。

しかし、後に京セラの子会社となり、その後、スクウェア・エニックスに買収され、現在は子会社となっています。

SNK

元プロボクサーという経歴の人物が知り合いの電機会社を買収し、1973年新日本企画という会社を設立。

1978年に株式会社化。

1986年、社名を「SNK」にします。

これは、新日本企画の頭文字を取ったものです。

創業者がボクサーだった関係もあり、格闘ゲームが多いのが特徴です。

1990年代の餓狼伝説やサムライスピリッツのヒットで一躍有名となりますが、ブームの終焉とともに会社も経営難に。

現在のSNKは、中国資本の傘下となり、当時の権利関係を扱う会社となっています。

日本ファルコム

1981年、加藤正幸氏によって創業。

社名は当時ヒットしていた映画「スターウォーズ」のミレニアムファルコン号の「ファルコン」の部分に、コンピュータを意味する「COM」を合わせたもの。

1985年の「ザナドゥ」や87年の「イース」などが評判となり、一躍人気メーカーに。

セガ

1951年、外資系ジュークボックスのメンテナンス業者として設立されます。

当初は日本娯楽物産とも名乗っていました。

社名の由来はジュークボックス「セガ1000」から来ています。

このセガという単語自体は日本娯楽物産の前進となる「サービスゲームズジャパン」の「SERVICE GAMES」の頭文字から取っています。

後にパチンコ業者のサミーと資本提携するなどし、会社組織としては分社化などが行われています。

ジャレコ

1974年、ジャパンレジャーという名前で創業。

1983年ジャレコと改称。

ゲーム関係以外にも各種事業を行っていたが経営破綻。

現在はシティコネクションという会社が当時のゲームの権利関係を扱っています。

ケムコ(コトブキシステム)

1984年、産業用機械などを取り扱うメーカー寿工業の子会社コトブキ技研工業として発足。

ケムコの名前は「Kotobuki Engineering & Manufacturing Co.Ltd.」の頭文字を取ったものです。

ゲーム雑誌ではケムコと表示されていたり、コトブキシステムと記載されていたりと混乱を呼ぶことがありました。

※基本的に社名の由来がわかりにくい会社を中心とした記事にしました。

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