食品表示について。消費期限と賞味期限の違いは?

生活・自然科学系
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はじめに

毎日、我々はなんらかの食品を食べないと生きていけないわけですが、それだけ大事なモノだけに、何が原材料になっているか、しっかり把握しておきたいものです。
基本的な表示について、まとめておきます。

原材料名の表示順について

原材料名は割合の高いものから順に、原材料と添加物に分けて表示されています。
「/」マークなどで、仕切られていることが多いです。
甘い飲み物など、最初に加糖ブドウ糖液糖などと書いてあることが多いですが、要するに砂糖水ということです。

カルシウムたっぷりとは?

食品100グラムあたり204ミリグラム以上含まれていると、このような表示ができます。
食品表示法の栄養強調表示の基準値が、この数字ということです。

「消費期限」と「賞味期限」の違いとは?

消費期限は表示された日付まで安全に食べられる期限です。
サンドウィッチやケーキなど、早めに食べた方がいい食品によく使われています。
一方、賞味期限は表示された日付まで、品質が変わらずにおいしく食べることができる期限です。
カップ麺など長期に保存できる食品によく使われています。
ただし、開封してしまうと意味を成しません。

「国産品」と名乗れる条件

肉類など畜産品の類は、産地が気になるところですが、国産品と名乗れるのは、他の国で飼育された期間より、日本国内で飼育された期間が長い場合です。
つまり、牛や鶏が生まれたのは外国でも、飼育期間が日本の方が長ければ、国産ということになります。

「ゼロ」や「オフ」という表示について

糖質が食品100グラムあたり0.5ミリグラム以下だとゼロと表示できます。
「レス」や「無」とも表示可能です。
オフは食品100グラムあたり5グラム以下、飲料の場合は2.5グラム以下なら表示可能です。
「ひかえめ」や「ライト」と表示されている場合もあります。
当然ながら、オフよりゼロの方が糖質量が少ないことにかります。
なお、糖類ゼロと糖質ゼロは別モノです。
糖類ゼロは砂糖が入っていないだけで、他の糖類は入っています。

アレルギー表示について

アレルギー表示が義務付けられているのは7品目です。
卵、かに、えび、そば、乳、小麦、落花生です。
これ以外に、できるだけ表示した方がよいとされているものが20品目あります。
くるみ、カシューナッツ、やまいも、りんご、バナナなどです。
こちらはアレルギーとして表示されていない可能性があるので、注意が必要です。
特にくるみなどは隠し味に使われていることが多く、見ただけではわかりにくいことから、必ず原材料を確認する癖を付けた方が良いと思われます。

身体を作る物だけに、消費者側も賢くならないといけませんね。

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