ドラゴンボールの桃白白のモデルは、あの有名映画の敵役

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桃白白について

漫画「ドラゴンボール」に登場したクールな殺し屋、桃白白(タオパイパイ)。

亀仙人のライバル、鶴仙人の弟です。

弁髪に似た髪型と中華風の服装、鋭い目が特徴的でした。

いきなり石柱を簡単に折って、それを足場にして飛び去って行ったシーンは、ものすごいインパクトでした。

この桃白白のモデルと言われているのは、ジャッキー・チェン主演の映画「蛇拳」に登場する敵役、上官逸雲です。

日本語吹き替え版では「鷹の爪」と呼ばれています。
髪型、服装ともにそっくりであり、クールなところも似ています。

演じていたのは、ウォン・チェンリーという俳優です。

↓ この方です。

鷹の爪

ドクターマシリトのモデルとして知られる編集者鳥嶋和彦氏(鳥山明先生の初代担当)が新聞のインタビューで答えていることには、鳥山先生は映画を見ながら漫画を描く習慣があったそうで、特にジャッキー・チェン主演作品をたくさん見ていたとのこと。

そこでカンフー漫画を描いてみてはどうかと提案した野が、ドラゴンボール誕生のきっかけであるとのことです。

クリリンの頭の点は何?

もうひとつ雑学を……

ドラゴンボールの登場人物クリリンの頭(額)には6つの点があります。

クリリンに限らず、昔の少林寺映画などを見たことがある人は、僧侶の頭に丸い印がいくつもあるのを見たことがあるでしょう。

実は、あれはお灸の跡です。

ひとつの修行を極めたときに、その証明として頭にお灸を据え、印としているのです。

つまりクリリンは6つの修行を極めていることになります。

大林寺拳法の有段者で、地球人の中では最強と言われ、武術ばかりが目立つクリリンですが、実は精神面でもなかなかの実力者なのかもしれません。

余談・ジャッキー・チュンについて

天下一武道会にて亀仙人がジャッキー・チュンと名乗り、扮装して悟空と戦いますが、香港にはジャッキー・チュン(張学友)という人気俳優、歌手が実在します。

作者がこの人物のことを知っていたのか、単にジャッキー・チェンのパロディだったのかは不明です。

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