金八先生に関する雑学あれこれ 加藤優は第一シリーズにも出演?

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学園ドラマの金字塔「3年B組金八先生」。

有名ドラマだけに多くの興味深いネタがあります。

いくつか抜粋して紹介します(文中:敬称略)

第1部で金八が海援隊のコンサートを観に行くシーンがある。

第1部の後半、生徒たちが「海援隊」のコンサートを観に行くのに金八が誘われてついて行きますが、コンサート後、楽屋に行った金八が武田鉄矢からサインをもらうシーンがあります。

当時、視聴率が良く、プロデューサーがノリノリでこういう遊びをしたと、後に武田鉄矢は語っています。

ちなみにコンサートで演奏されていた曲は「JODAN JODAN]です。

加藤優役の俳優は第1部にも悪役で出演している。

第2部でもうひとりの主人公と絶賛されている「加藤優」を演じる直江喜一は、第1部にかえで中学の不良役でも登場しています。

桜中学の近藤真彦演じる「星野清」らに因縁をつける4人組のひとりとして出演しています。

ちなみに若き日の柳沢慎吾もそのうちのひとりとして登場しています。

最終的には金八に柔道技で投げ飛ばされて、全員逃げ出します。

なお、第2シリーズの時点では、直江喜一はライバル役の「松浦悟」を演じた故・沖田浩之共々、すでに18歳だったそうです。

他の生徒より大人びて見えた一因だと思われます。

当時、武田鉄矢はクランクアップのあと、男子生徒たちに秘蔵のビニ本コレクションをプレゼントするのを恒例とされていたらしいですが、直江、沖田両名はすでに18歳だったこともあり、「自分たちで稼いで買いなさい」と言われてもらえませんでした。

なお、武田鉄矢は「こいつは芸能界に今後も残るな……」と予想される生徒については、少し厳し目に指導をしていたと語っています。

濱田岳などがそれに該当した模様です。

直江喜一は加藤優のイメージから、当時、不良にからまれることなどあり、苦労されたようです。

ですが、警察に捕まるシーンの演技は「三國連太郎でもできない」と武田鉄矢に絶賛されています。

武田鉄矢は「一番印象に残っている生徒は?」という問いかけには答えないようにしているそうですが、おそらく、この加藤優が一番だったのではないでしょうか。

ちなみに、金八先生出演者による同窓会が、毎年、武田鉄矢氏の誕生日に近い4月上旬に行われています。

その幹事を務めているのは直江喜一だということです。

現在、直江喜一は建設会社に勤めながら、俳優活動、バンド活動をされています。

バンド名は「直江喜一&Orange Breakers」だとのこと。

「腐ったミカン」に引っ掛けているわけですね。

直江喜一ブログを参照しました。

若き日の柳葉敏郎も悪役で出演していた。

人気俳優、柳葉敏郎は第2部で加藤優らが学校に立てこもった際、それを激励しに来た暴走族のひとりとして出演しています。

荒谷二中の卒業生のひとりという役割だったようですが、ヘルメットをかぶっているので少しわかりにくいです。

第1話で金八は体罰を振るっている。

第5部で生徒たち数人を叩いた金八は、禁止されている体罰を振るったとして教師を辞めようとしますが、実は第1シリーズ第1話の段階で、自殺しようとした生徒を思い切り叩いています。

なお、第5部で生徒たちを叩いた際、「過去に体罰を振るったのは三回、自殺しようとした吉村と、腐ったみかんの加藤優と松浦悟だけ」という主旨の発言をしていますが、最終回スペシャルの特別番組で検証された結果、実際はもっと殴っていることが判明しています。
例:刺青を入れた卒業生など。

なお、第2部の加藤・松浦を殴ったときと、第5部での体罰シーンにはアドリブがあるとされています。
詳しくはこちら

新八、仙八、貫八も桜中学が舞台

金八先生の後番組として、新八先生、仙八先生、貫八先生と制作されているのは有名ですが、これら一連の作品の舞台は同じ桜中学です。

そのため、校長や教頭はおなじみの人たちが演じています。

金八先生シリーズがあまりに偉大すぎて目立ちませんが、どれも水準以上の出来がいいドラマだった記憶があります。

ただし、金八先生の第3シリーズだけは、松ヶ崎中学という学校を舞台としていて、大森巡査以外はレギュラー出演者が登場していません。

そのため、長年、金八先生の同窓会には第3シリーズの出演者は呼ばれなかったという逸話があります。

最終回に当たる金八先生ファイナルのラストシーンで、過去の生徒が勢揃いし、金八が出席を取るシーンがありますが、ここでも第3シリーズの出演者たちは呼ばれていません。

ちなみに新八先生を演じた岸田智史は、当初金八を演じる候補として名が上がっていましたが、仕事が忙しすぎて受けられなかったというエピソードがあります。

そのため、当時スケジュールのあいていたという武田鉄矢が起用されて大成功をおさめるのだから、世の中わからないものですね。

ロケ地となったのは足立区立第二中学校ですが、少子化で廃校となり、一時「金八記念館」を作る話もあったようですが、現在は「東京未来大学」のキャンパスとして生まれ変わっています。

自衛隊批判があった

かつて、金八先生には定期的に特番として、過去の教え子たちが登場する話などが作られていました。

しかし、いつ頃からか作られなくなり、また再放送もされていません。

その理由として、第1部の卒業生が自衛隊に就職しようとした際、金八や校長たちが非難して反対したシーンがあるからという説が有力とされています。

「教え子を戦場に送るな」という日教組のスローガンが校長の口から発せられ、金八たちは生徒の自衛隊への入隊を思い留まらせるための授業まで行います。

自衛隊の話が出たときには、バックにおどろおどろしい音楽が流れるという演出でした。

時代的に仕方がなかったかもしれませんが、自衛隊をひどく恐ろしい存在として描いていました。

どうも、原作者である小山内美江子の考えが反映していたようです。

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