パタリロに関するマニアックな雑学あれこれ EDに出てくる美少年はマライヒではない?

漫画・アニメ

はじめに

近年、「翔んで埼玉」も話題を呼んだ魔夜峰央氏の傑作漫画「パタリロ」。
アニメ化も、映画化も、舞台化もされ、さらには実写映画化も公開予定など、今も大人気の作品です。
このパタリロについて、皆が知っている部分を極力省き、マニアックな雑学を紹介します。

マリネラ王国の位置は?

連載初期はヨーロッパに近い位置とされていましたが、後にバミューダトライアングルの中にある国という設定になりました。
常春の国で、穏やかな気候ですが、位置が位置だけに宇宙人などとの遭遇が多いとのこと。
ダイヤモンド産業で儲かっているため、国民は税金を払っていません。

アニメのエンディングに出る美少年は誰?

アニメ、パタリロのEDにて、イントロが流れる場面で長い髪が風に揺られるのを押さえている物憂げな美少年が登場します。
この少年はバンコラン少佐のパートナー、マライヒではありません。
連載初期の敵対勢力、国際ダイヤモンド輸出機構が送り込んだ刺客、ジュニアこと、ビヨルンです。
まだバンコランがマライヒと出会う前の話の一シーンを再現しています。
もちろんバンコランの餌食になった美少年であることは言うまでもありません。
ただし、最終的にはバンコランと対決し、殺されています。
ちなみにビヨルンにはアンデレセンという双子の兄弟がいて、そちらは映画版にてバンコランの命を狙う存在として登場します。
彼はビヨルンがバンコランの素晴らしさを書いた手紙を見ているうちに、自らもバンコランに恋していることに気付いていました。
ふたりのモデルは、ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作映画「ベニスに死す」に出演している美少年、ビヨルン・アンデレセンかと思われます。
ネットで検索すると画像が見られます。
今は渋いおじさまですが、当時は半端ではない美しい少年です。

パタリロは真言宗信者?

パタリロの初期エピソードで、インベーダーゲームのやりすぎで心臓発作を起こして亡くなった父ヒギンズ3世の葬儀を行うシーンがあります。
その際、パタリロが宗派のことで悩みます。
バンコラン少佐が「プロテスタントか?それなら牧師に頼めばいいだろう」と問いかけますが、「ちがう真言宗だ」と仏像を見せられズッコケます。
「坊さんがお経を読むのもサマにならないな」とパタリロは嘆いています。
ちなみに作者は真言宗の信者だとか。

パタリロのプロフィール

生まれた日は4月1日です。
フルネームはパタリロ・ド・マリネール8世。
赤ん坊の時点で経済学の本を読み聞かせたら大笑いする子であり、先行きを心配した母エトランジュにより、傅役としてタマネギ部隊の原型が結成されます。
国王に即位後は通常「陛下」と呼ばれるべきですが、部下たちが「へ、いか」→「屁、以下」と言って遊ぶので、今でも「殿下」と呼ばせています。
愛読書は「人をおちょくる50の方法」。
マリネラ大学を10歳までに卒業する天才で、卒業論文は「ゴキブリホイホイにおけるチャバネゴキブリの生存の可能性」です。
教授会から三重丸の評価をもらったとか。
生まれつき糖尿病の兆候があり、10歳の時点で成人病を患い、大量の薬を飲んでいます。
そのため、他の薬を服用すると身体の調子が悪くなることがあります。
先祖の例から、将来は美少年になるとされています。
その他、タイムワープなどの特殊能力を持っているのは皆さんご存知のとおりです。

バンコラン少佐のフルネームとエピソード

美少年キラー、バンコラン少佐のフルネームはジャック・バルバロッサ・バンコランです。
ジャックは父が、バルバロッサは母が付けた名前とされています。
幼い頃はよく笑う少年でしたが、父の死後、放蕩で借金を重ねていた母から、同性愛者の男に売られました。
以後、女性不信となり、バルバロッサの名前を嫌うようになります。
なお、アイシャドウは化粧ではなく、天然です。
MI6のメンバーであり、00(ダブルオー)要員で、殺人許可証を持っているのは有名ですが、番号は「0017」です。
モデルとなった人物は、ジョン・ディクスン・カーの小説に登場する探偵アンリ・バンコランです。

タマネギ部隊は昔、給料が良かった?

パタリロの身辺の世話から、マリネラの政治、行政までを把握するタマネギ部隊。
年収を月収と間違えられるほどの薄給ですが、初期の頃「お給料がいいからねえ」と志願者が多い理由を語っていました。
パタリロはコストカットの名手なのかもしれません。
なお、カンフーを使う劇団員に化けた女に全員が簡単に倒されたことがあります。
パタリロになじられた衛兵隊長が「全員のサラリーを下げます」と言ったこともあります。

警察長官には四つ子の子供がいる

元はおとぼけ役でしたが、正体は秘密諜報機関のリーダーだった警察長官。
いつの間にか登場しなくなりましたが、実は父親と同じ顔をした四つ子の子供がいて、それ以外にも、もうひとり男の子がいます。
現在は僻地に飛ばされているとの話です。

アニメのタイトルが途中で変更されている?

放映当初は「パタリロ!」というタイトルでしたが、後期は「ぼくパタリロ!」に変更されています。
パタリロという名前は珍しいので、人名とわかりにくかったことと、ゴールデンタイムに放映されていたことから、少し子供向けのアニメにシフトしようと考えられたようです。
放送曜日や時間は数回変わっているとはいえ、ゴールデンタイムにこの内容の話を放送していた当時の放送コードのおおらかさに感服しますね。

長期連載漫画ゆえに、設定などまた変わるかもしれませんが、とりあえずはこのへんで……


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