「六神合体ゴッドマーズ」原作ではバッドエンド

漫画・アニメ
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横山光輝先生の傑作漫画「マーズ」。
これがアニメ化された際、「六神合体ゴッドマーズ」と名付けられ、放送されました。
この際、作者の了承を得て、原作に大幅な改変がされました。
例えば、原作では敵であるロボット(六神)が、アニメでは合体して味方となります。
ちなみに、六体のロボットが合体するアニメはこの作品が初めてと言われています。

主人公マーズの双子の兄・マーグという人物が登場します。
美少年だったので、当時の女性ファンに人気を博しましたが、これはアニメのオリジナルキャラクターです。
「あしたのジョー」の力石徹と同じように、死の際には、ファンによって葬儀が行われています。

原作の「マーズ」では、最終回で人間たちの身勝手さに怒った主人公が人類を滅ぼすという話になっています。
そもそも主人公は元々、宇宙人によって作られた人造人間です。
地球人が宇宙の平和に対し危険な存在とみなされたとき、地球人を滅ぼすという使命を帯びている設定でした。
それが、たまたま火山活動によって、予定より早く目覚めたため、記憶をなくしており、当初は地球人とともに宇宙人相手に戦っていました。
そのため、記憶が戻ってからも、人間に対して滅ぼすほど悪い存在だとは思っていなかったのですが……

このあたりの設定は、ドラゴンボールの主人公、孫悟空とサイヤ人の設定に似ています。
もしかすると、鳥山明先生はこの作品を元にそのような設定を作り上げたのかもしれません。

ちなみに永井豪先生の「デビルマン」も原作とアニメとはラストがまるで違います。
原作はヒロインが殺されたり、親友だった男がラスボスだったなど衝撃的な内容です。



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