アニソンラジオのパイオニア「青春ラジメニア」 はじまりは偶然だった。

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はじめに

関西圏に住むアニメ好きなら一度は聴いたことがあるだろうラジオ番組「青春ラジメニア」。
平成元年四月一日に始まった、平成とともに歩んで来た番組です。
元は、その三年前に始まった「アニメ玉手箱」という番組がリニューアルされて始まった番組ですが、その番組の始まりも偶然でした。

ナイター中継中止がすべてのはじまり

当時はまだインターネットもない時代で、さらに今よりもプロ野球が人気で、テレビやラジオでは野球中継が優先的に放送されていました。
特にラジオ関西といえば、何より阪神タイガースの試合が優先されていました。
しかし、野球中継は試合が早く終わったり、雨で流れることが多々あります。
そのとき、ラジオ関西ではアナウンサーが交代で余った時間を使ってパーソナリティを務め、好きな音楽を流す番組を放送していました。
その際、アニメ好きの岩崎和夫アナウンサー(現在は元アナウンサーですが、今もラジメニアのパーソナリティです)が、アニソンや特撮番組の主題歌を流したところ、大反響が起こり、局にリクエストハガキが殺到しました。
それに気づいた局のプロデューサーが、これは行けるんじゃないかと始めたのが番組の始まりです。

番組のこだわり

番組の基本スタイルとして、曲をフルコーラスで流すというこだわりがあります。
滅多に聴くことのないアニソンの2番、3番が聴けるというのがうれしいところです。
また、曲の合間にパーソナリティが話すスタイルの番組が多い中、この番組は曲を録音したい人のために口を挟まないことにこだわっています。
もちろん、イントロの最中も話しません。
録音する者のため、曲名を伝えたあとは1秒あけるようにしているとか。
このスタイルは昔、浜村淳氏がパーソナリティを務めていた番組からヒント得ているそうです。
流れる曲がマイナーなものが多いゆえに、リスナーの気持ちを斟酌した結果です。
放送時間の変更などで消滅したコーナーはありますが、この基本スタイルは貫かれています。

声優が表に出るきっかけとなった番組?

声優、いわゆるアニメ歌手などがメディアに露出することは、今では珍しくなくなりましたが、それは、この番組が始まりだと言われています。
以前は、声優が生電話でインタビューに答えるコーナーもありました。
個人的には故・山田康雄氏が登場された際、「ルパンたちに鉄砲を撃たせて人を殺させるなとスタッフに言っている」と話しておられたのが記憶に残っています。

放送30年を迎え、リスナーからのリクエストで選ばれた曲を集めて作られたCDが発売されました。
20周年のときも記念CDが発売されましたが、レアな曲が多く、今も売れ続けているということです。



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